色々ネットサーフィンしてたら、「LGBT」の「T」を「GID」として広めている人が多いことに気付きました。
そのほとんどが活動家なんですけどね(笑)
あと、若いFTM。
参考にしたサイトはこちらです。

「性同一性障害」概念の普及に伴うトランスジェンダー解釈の変化↓PDF
「性同一性障害」概念の普及に伴うトランスジェンダー解釈の変化
これらを読んでみたところ、「なるほど、別だ」と感じました。
しかし、数年前から活動家が叫んでいる「LGBT」の「T」はトランスジェンダーではなく、GIDのことを指していません?
ほとんどの人が、当事者であっても「LGB+GID」で語ってませんか?。。気のせいかな(笑)
もしかして活動家は知ってて知らんぷりとか?(笑)
「LGBT」の「T」を語るのなら、GIDよりもXではないか?と思いました。他にも女装、男装。
と考えていたら、「性同一性障害」概念の普及に伴うトランスジェンダー解釈の変化PDFには下記のように書かれています。
トランスジェンダーという言葉は、「GID規範」の中で半ば当事者性を失ってしまった彼/女たちが 再び当事者として、異性愛規範に整合しないという自身のあり方を明らかにするツールとなっている。 異性愛規範によって排除される人々の集合体としての LGBTという表記も、だからこそトランスジェンダーの T でなければならないのである。トランスジェンダー概念は、X ジェンダーやバイジェンダー等、性自認に基づく困難を抱えている人はすべて含まれるため、性自認や性別移行をめぐる問題をより広くとらえるために有効なのである。
「LGBT」の「T」は「GID」のことじゃないいいいい!!?
なのになぜGIDで語られているのか?
免罪符が欲しいのでしょうか?「心は男/ 女だから」と言うざっくりしてるけどキャッチーな言葉の免罪符。それで自分を守っているのではないでしょうか。(ヘンタイと言われたくない。。)
参考にしたサイト/PDFを読んだ上で、僕の解釈では「LGBT」の「T」はGIDも含まれてはいるけど、Xジェンダーなど、性自認に基づく困難を抱えている人=トランスジェンダーの意味合いが強いと感じました。
(それに。。海外で言われてるLGBTと、日本の活動家が言っているLGBTって言葉は同じですが、背景が違うと思うんですよね。。そうすると意味合いも。。?)
とは言え、この辺の定義などは難しいので僕の考えは間違っている可能性があります(笑) 時代の変化とともに言葉の意味や定義は変わるのでなおさら難しいです。ご指摘、アドバイスがあれば教えて欲しいです(笑)
と言うか「当事者を救うはずのもの(定義、診断、治療、法律など)」によって苦しめられるのは皮肉なものですね。「なんちゃってFTMだ!」とか。。今なら「ああ、トランスジェンダーかな?」と思いません?
でもGID(FTM)当事者から言わせると、トランスジェンダーがGIDを語ると語弊があると言うか、ぶっちゃけ正直迷惑なのは事実です。GIDは性自認が男か女かハッキリしています。FTMはただの男です。男でも女でもない、という訳ではないのです。。
ちなみに。。PDFで興味深かったのは、自分史を書くとき「こう書けば性同一性障害の診断がおりやすい」と言うのも医者側にはバレてることです(笑)
「LGBT」が「LGB+GID」で語られている昨今ですが、無理やり性同一性障害に自分を合わせる必要はないと思います。
と言うか、危険ですよね。
「性同一性障害じゃなかったら自分はなんなんだ!?」って思うかもしれませんが、だから、そのための「LGBT」なんだろうと思います。多様性です。
それこそ「自分らしく」「ありのままで」じゃないですか?
コメント
大学院生や研究者にとって、書いたものは「メシの種」です。
その抜粋の仕方や発表時期を混同されますと、誰が最初に言ったことか確認する過程で、執筆者が盗作を疑われたりする可能性もあることをまずご理解ください。
記事の中に「「性同一性障害」概念の普及に伴うトランスジェンダー解釈の変化PDF」とありますが、これを引用したいならば、せめて「「性同一性障害」概念の普及に伴うトランスジェンダー解釈の変化」の後に、「吉澤京助、ジェンダー研究第19号 2016年」と引用元を書いてあげてください。最初の部分をコピペするだけで済みます。
また論文を抜粋するときも、前後関係があります。例えば記事では「トランスジェンダーという言葉は、「GID規範」の中で…」から始まる部分を引用していますが、そもそも「GID規範」は別の研究者の言葉だと執筆者は書いています。197ページの最後から198ページの始めまではその方の論文の紹介なので、いきなり引用部分に入ると誤解を招くかもしれません。
このブログを読んだ人が混同しないよう、論文の中の「既にある研究を紹介する部分」と、「それを踏まえて執筆者が書いたオリジナルな部分」を留意して書かれたらいかがでしょう。
わたしも昔、こういうトラブルを見かけたことがあるので、長々と書かせて頂きました。