サブマリン (講談社文庫)
あらすじ
家庭裁判所調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプ。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。また15歳のパソコン少年は「ネットの犯行予告の真偽を見破れる」と言い出す。だが一番の問題は傍迷惑な上司・陣内の存在だった!読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。
感想ネタバレ
傍若無人な陣内って人の格言にシビれます。
たくさんの未成年の子供を見てきた人ですが、子供だからって容赦しないんですよね。
家庭環境とか、色々ありますが、関係ない。
言葉はぶっきらぼうで冷たく感じますが、温かみがあるような。
ほら、実は雪ってあったかいじゃないですか(?)
しんしんと雪が降ってる日はあったかいんですよね。
それより底冷えする関東の冬の方が心底寒いって思いますもん。
そんな感じです。(語彙力)
環境を悔やんでも仕方ないというか…
実際のところやり切れないじゃないですか。
なんとか環境は変えられても親は代えられないってか、そーゆーのあるじゃないですか。
時代とか世代とかどーにもできないこと。
どんな誰であっても理由とか事情ってあるんじゃないですか?
抱えていることってあると思います。
でも、けっきょくのところ他人には関係ないんですよね。
他人事です。
でもその人に関わったら、事情を知ってしまったら、無関心ではいられないと思います。
まあ、そんなもんですよね。
ニュースの見出しを見ただけだと
「こんな酷い奴にはちゃんと罰を!」
と思っても、事情を知ったらトーンダウンすると思います。
「え、そんな理由があったの…」
ってところが情状酌量なのかな🤔
この「サブマリン」は「チルドレン」の続編らしいですが、特に問題なく読めました。
チルドレンも近いうち読んでみようと思います。
これは著者買いなんですけど、死神の精度/伊坂幸太郎も面白いですよ😁
短編集で読みやすくて死神のヤローは非情なのに泣ける😭
で、短編集なのに繋がってたりでニクいの。
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