むかし僕が死んだ家/東野圭吾

 

あらすじ

元カノから頼まれて彼女の「記憶探し」を手伝う事に。登場人物はこの二人だけ。そして二人は彼女の父親が残した謎の地図と鍵を元に、山の中にある異国調の家を訪ねる。その家の玄関は開かない。地下に繋がるドアがあり、そこには。。

 

感想

誰もが当たり前の事の様に持っている『幼少期の記憶』。それがぽっかりと穴が空いて、何も記憶がなかったら?気になるのは人間の性なのか。「知らない方がいいかもしれない」と、脳裏によぎっても止める事は出来ない。

読み進んで行くと、僕個人の印象としては「脱出ゲーム」の様。次々とアイテムを発見して、パズルのピースを繋げて。。

今とあの頃の書き方が上手い。状況や背景がヒシヒシと伝わってくる。埃まみれのソファ、止まった時計、あの頃のままの状況が眼に浮かぶ。ん?あの頃っていつ?とどんどん引き込まれて行く。

そしてこの物語の裏にある社会問題について考えさせられた。どんなんであれ、人間と人間の話。僕には縁がない話かもしれないけど、その立場になってみないと理解出来ない事だけど、考えてしまった。僕ならどうする?パートナーがもしそうだったらどうする?

人間は強い訳じゃないけど、弱くもない。何か抱えながらも行きて行く。。そんな風に思った。

 

 

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