豆の上で眠る/湊かなえ

 

豆の上で眠る

豆の上で眠る (新潮文庫)

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あらすじ

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。―お姉ちゃん、あなたは本物なの?辿り着いた真実に足元から頽れる衝撃の姉妹ミステリー。

 

ネタバレ感想

現在の結衣子と幼少期の結衣子の回想シーンで構成されています。

幼少期の頃の記憶ってこんなだったかなあ、と思っていたら、

大人になれば、自分が小学一年生だった頃のことを忘れ、その年齢の子どもの知恵がどの程度働くのかなど、大人のものさしでしか測れなくなってしまうのだろう。

バレてました(笑)

 

個人的に気になった記述。

一般的に、人を識別する際、主にどこで判断するのだろう。

まず浮かんだのは視覚でした。

その次に聴覚、嗅覚、触覚…。

まいーや(笑)

 

我が子が行方不明になった時の親の気持ち…

今日からずっと、明日も来週も来月もずっと続くなんて想像を絶します。

しかし、当事者の感情とは裏腹に周囲の関心はどんどん風化していく。

ただ、いつまでも腫れ物扱いというのも困る、っていう。

 

姉が姉じゃなくなった。

でも、姉であるという事実。

では真実は???

この真実こそ、しんど過ぎました。

みんながみんな真実に蓋をすると違和感だけが残るんだろうなあ。

ちゃんと向き合っていた方が良かったよね、と思いました。

違和感という事実があるんだもんね。

 

ただ、中盤の幼少期の結衣子の回想シーンは中だるみ感が否めない感じでした。

トリック?というか設定に無理がある箇所もありました。

まあそこは目をつぶって…(笑)

 

真実に辿り着いたその時、自分ならどう感じるか、どう行動するか、めちゃくちゃ考えました。

結衣子だけ置いてけぼりにされてさ、そりゃないぜ、って思いますよ。

 

 

 

2017/6/28 湊かなえ(著)

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