僕が性同一性障害や、FTMという言葉を知ったのは90年代後半です。
我が家にインターネットとパソコンがきてからです(笑)
それまではオナベとか、ミスダンディという言葉は聞いたことがありましたが、まったく何も知りませんでした。
当時、ネットにかじり付いて情報を得ました。
これは今も変わってないと思います。
でも、今とあの頃で決定的に違うのは、「あの頃は当事者同士での交流だった」ということです。
それぞれのHP(笑)の掲示板やメールで直接やり取りしてました。
そして、約20年前のナベシャツというのは……(笑)
ジッパータイプとかホックタイプのベージュで、メッシュタイプが登場したときは飛びつきました。
が、質も「うーん」という感じでした。
そこで僕は、その販売主と直接やり取りをしました。
僕が買った店はおばさんが個人でナベシャツを作ってたんですよね。
ここをもう少しゆるく・きつく、とか、要望を伝えました。
他で有名なナベシャツはアジドラだったと思います(笑)
たぶんこういう声が集まって、どんどん良いナベシャツができてきたと思います。
業者は当事者に向けて、当事者は業者に向けて。
または当事者同士で情報共有したりと。
そして僕が恋愛に夢中になってる間に性同一性障害の特例法が施行されました(笑)
そこについて頑張っていた人たちを僕はまったく知りませんでした。
ここについても、当事者は国に向けて、国は当事者に向けてたくさんの努力があったんだと思います。
こうやって粛々と自分たちの道を作って行くことは、誰にも迷惑かけてないし、物も制度も僕らを生きやすくするために必要なことだったし、方法として間違ってなかったと思っています。
ところがしかし。
ここ最近は当事者が非当事者に向けて要望を出してませんか?
つまり「理解の強要」です。
そしてヒドイのが非当事者に向けての情報公開です。
また未治療FTMが男湯に入ってたんですか?
FTMだということがバレた場合、男として生活することが、いかに困難で、危険であるかということが、よくわかると思います。 https://t.co/WOYkALSyYu
— 熊野海斗 (@kumanokaito) May 12, 2018
ftm情報がダダ漏れの今、二度と大浴場には入らない。
— 小そばマスク (@706EBmHVUMVEkhe) May 12, 2018
FtMの胸オペ晒しもそうだし
「男湯に入るときはこうしてます」
って方法を晒す行為も迷惑極まりない— ツマ子 (@ftm_tsuma) May 12, 2018
呆れてますよ〜。
FTMですけど男湯に入ります!とか、FTMはタオルで隠して入れば大丈夫です!って、必要な情報ですか!?
そこなんですよ!ライブドアにはポータルサイトがあるから、全く興味なくても「FTM」と検索しなくても目に入っちゃうんですよ!そんなとこに「FTMのお風呂事情」って「はぁ?」です。『何のお風呂事情だろう?』と興味ない人にFTMのお風呂事情を暴露してますね!!
— joker (@ftm_joker_cats) 2018年5月12日
暴露ってつまりアウティングってことですよね。
意味分かってるのかな。
頭ピーマンなのかな。
だからこういう声はガン無視だろうね(笑)
FTMは誰に理解して欲しいんだろう?
FTMって理解してもらわないと生きていけない病気?
FTMの事情を公開するのは迷惑だって声が聞こえないの?
頭がピーマンだから自分がアウティング行為をしていることに気付かないのかな。
自分らさえ良ければいいんだろうね。
知らない人に、いつの間にか自分の事情を知られることって不快でしょ?
それが「FTM」ってことじゃなくても。
追記
僕のブログは興味ある人しか見てないと思います。
どちらかと言うと当事者向けです(笑)
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