アリス殺し (創元推理文庫)/小林 泰三
あらすじ
栗栖川亜理はここ最近、不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。ある日、ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後、亜理が大学に行くと、玉子という綽名の博士研究員が校舎の屋上から転落して死亡していた。グリフォンが生牡蠣を喉に詰まらせて窒息死した夢の後には、牡蠣を食べた教授が急死する。夢の世界の死と現実の死は繁がっているらしい。不思議の国で事件を調べる三月兎と帽子屋によって容疑者に名指しされたアリス。亜理は同じ夢を見ているとわかった同学年の井森とともに冤罪を晴らすため真犯人捜しに奔走するが……邪悪なメルヘンが彩る驚愕の本格ミステリ。(解説=澤村伊智)
感想ネタバレ
↑これです。
このかみ合わない/バカバカしい会話のところが、好き嫌いが分かれるところです。
例えば
「私が犯人だって疑われてるのよね」
「あ!今アリスが自白したぞ!」
「違うの、例えばの話よ!」
「いや、自白しただろう!犯人じゃない証拠はあるのか?」
「それはないけど…」
「ほらみろ!」
とかとか😅
なんていうか、いやちょっと待って?という感じの😅
でも僕はだんだんとクセになりました😌
「ややこしいのがまた来たぞ〜」です。
「アーヴァタール」と言われてもピンとこないですが、「アバター」と言うとピンときますよね。
そんな話です。(語彙力)
現実世界と夢の世界がリンクしているわけですが、その「なぜ?」という部分がもちろんラストで明かされますが、それがかなり爽快でした。
トリックもなかなかでしたし、ヒヤヒヤするし、中盤から一気読みでした。
バカバカしい会話に付き合える人なら絶対面白いと思います。
僕は彼と毎日ふざけているせいか余裕でした😆
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